ロシアのウシャコフ大統領報道官は7日、前日のプーチン大統領とウィトコフ米特使との会談で、「米側の提案により、近日中に首脳会談を開くことで原則合意した」と報道陣に明らかにした。ロシア国営タス通信が伝えた。来週の開催に前向きな姿勢を示したが、「現時点では、準備に必要な日数は分からない」とした。
実現すれば、トランプ氏の2期目の就任後、プーチン氏との対面での首脳会談は初めて。ウクライナ侵攻の和平について、進展があるかが焦点となる。
ウシャコフ氏によると、ウィトコフ氏がウクライナのゼレンスキー大統領を含めた3者会談にも言及した。だが、ロシア側は反応せず、米ロ首脳会談に集中することを提案したという。会談場所についても明らかにしなかった。
米ロの首脳会談についてはトランプ米大統領も、プーチン氏とウィトコフ氏との会談後、近く開催する意向を示していた。